バドミントン専門店

頑張らないバドミントン研究会ロゴ
  • 閲覧履歴
  • 閲覧履歴
  • お気に入り
  • お気に入り
  • {@ member.last_name @} {@ member.first_name @} 様こんにちは
    {@ member.active_points @}ポイント
  • ラケット
  • シャトル
  • ガット
  • グリップテープ
  • ノックマシン
  • 関連商品
  • バドミントン上達DVD
  • バッグ
  • ガット張り機
  • シューズ
  • ウェア・ソックス
  • アクセサリー
{@ member.last_name @} {@ member.first_name @} 様こんにちは
{@ member.stage_name @}会員 {@ member.active_points @}ポイント

第8回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会の支援結果ご報告

裁縫技術訓練完了

2014年6月に大阪・なみはやドームで行いました第8回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会にご参加頂いた皆様のおかげで、カンボジアの女性達が裁縫技術を習得、それぞれがお店を開き収入を得られるようになりました。
この度、NPO法人テラ・ルネッサンス様からご報告が届いております。

伝統衣装製作技術訓練が完了!

カンボジア、バッタンバン州のタイ国境近くにあるロカブッス村。

多くの地雷が埋められたこの村では、2010 年に地雷撤去が行われ、ようやく安心して生活を向上させる環境が整ったとこ
ろです。

地雷は撤去されても、生活を向上させるチャンスは限られていた貧困層の村人達。

第8 回頑張らないチャリティ・バドミントン大会からのご寄付で、この貧困層の村人たち7名に、クメール伝統衣装の製作技術訓練を実施し、自らの努力で立ち上がるチャンスを提供することができました。

頂いたご寄付で訓練に必要な生地や材料、道具を購入し、7名の訓練生達は、2014年9月に無事訓練を修了し、それぞれが自宅でお店を開くことができています。

なぜ伝統衣装の製作技術訓練をするのか

■伝統衣装は製作技術をもつ人が限られ、1着あたりの利益も多く見込まれます。

カンボジアの伝統衣装

カンボジアの伝統衣装の製作技術を持っているのは、限られた人たちだけ。
村内はもちろん近隣の村にも、伝統衣装の製作技術を持った人はいませんでした。

1着100ドルから高いものは500-600 ドルもする伝統衣装は、すべてがオーダーメイド。

特に結婚式や仏教行事、伝統行事等に女性達が煌びやかに着飾る晴れ着。
高い値段にも関わらず、誰もが一着は自分用の服をほしいと思うもの。
お金持ちともなれば、招待された結婚式ごとに、新しく作り直す人もいるほどです。

カンボジアの結婚式シーズンである乾季(11 月−4 月)に、多くの注文が入り、1 着ごとの利益も多く見込まれます。

伝統衣装を縫う手伝統衣装は、一つひとつがオーダーメイド、ハンドメイド。

訓練生たちはお店を開く

伝統衣装の製作技術訓練の最後の月であった9月には、10月からの開店の準備も進めていました。

そのひとつとして実施したのが、訓練生自身が訓練で使った布切れをつなぎ合わせてパッチワークで作ったお店の看板。

それぞれオリジナルの看板ができ、この看板をお店に掛けることによって、テーラーのお店であることを知ってもらえます。
また自分で工夫して作り替えたり、修繕ができること。お金もかかりません。
そして、訓練生たちは感謝の意味を込めて、ご寄付頂いた頑張らないバドミントン研究会の「GANBARANAI BADMINTON JAPAN 」の文字を大きくそれぞれの看板に入れています。

■第一号のお店、チャン・トォーンさん

希望のお店

訓練終了後、第1号のお店を開いたのはチャン・トォーンさん。

飼っていた牛を売り、そのお金で家の前に小さなお店を建てました。

村にはこれまでテーラーのお店はなかったため、ほとんどひっきりなしに注文が来ているそうです。
以前は畑仕事で日当を稼ぐしか道がなかったとい言います。
今は、農作業で稼ぐことのできる1日20,000 リエル(約5ドル)ぐらいを平均で稼ぐことができ、
11月以降から始まる結婚式のシーズンである乾季には、伝統衣装の注文が多く入り、さらに収入向上が期待できます。

■高床式の家の下にミシンを置いて、お店を開いたチュオン・ソムナンさん

自分で稼げるのが嬉しい

高床式の家の下にミシンを置いて、お店を開いたのはチュオン・ソムナンさん。
2 人の幼い子ども達の面倒を見ながら、家でミシンに向かいます。

2014 年10 月現在、月20 名ほどのお客さんが注文しにきているとのこと。

お客さんのほとんどは村の人たちですが、なかには隣のプノム・コイ村から注文に来る人もいるそうです。

『ようやく自分で稼げるようになって、とても嬉しい』サムナンさんに、笑顔が広がります。

乾季になる11月から伝統衣装の注文も入れば、さらに収入の向上が期待できそうです。

きちんとした機会が与えられれば、誰もが輝くことができる

■技術訓練で貧困から這い上がるチャンスを

伝統衣装の製作技術を教えたのは、テラ・ルネッサンスの現地スタッフで、地雷被害者でもあるサムリット・ラウ。

彼女も伝統衣装の訓練を受けに通っていたときには、たとえ日曜日でも、『自分が技術がなければ、教えられないから。』と勉強しに通っていました。

そして、村ではしっかり技術を勉強しないと、結局収入を稼ぐことができず、貧困から抜け出せないと、訓練生達にもハードワークする重要性を説いています。

貧しくても、片脚がなくても、きちんとした機会が与えられれば、人間は誰もが輝くことができることを自ら証明してくれています。

第8回頑張らないバドミントンチャリティーバドミントン大会にご参加下さった皆様、ありがとうございました。

第8回チャリティーバドミントン大会の様子はこちら>>

TOP