頑張らないバドミントン研究会ではカンボジアの支援を行っています。( 2011年)

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第5回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会の支援結果ご報告

2011年6月に大阪・なみはやドームで行いました第5回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会にご参加頂いた皆様の寄付金のおかげで、カンボジアの小学校の学習机を寄付する事ができました。
この度、NPO法人テラ・ルネッサンス様からご報告が届いております。

プロジェクト概要

プロジェクト名 オッチョンボック村小学校教育支援プロジェクト
実施地域 カンボジア王国バッタンバン州カムリエン郡トラン区オッチョンボック村
実施期間 2011年10月−2012年1月
受益者数 オッチョンボック村の小学生210名、教員7名
プロジェクト目標 オッチョンボック村の就学適齢児童が十分な初等教育を受けられる環境の整備
プロジェクト内容 オッチョンボック村の小学校の3教室に72セットの学習机(椅子とのセット)を提供する。
同小学校の各3教室に教員用の机、椅子のセットをそれぞれ1セットずつ、合計3セット提供する。

1.プロジェクトの背景

カンボジア北西部バッタンバン州は、1990年代後半まで戦闘の続いた地域であり、地雷も多く埋設されたことから、カンボジアのなかでも発展の遅れている地域です。タイ国境が目の前のカムリエン郡は、クメール・ルージュ(※1)の支配地域だった場所で、オッチョンボック村では激しい戦闘が行われた激戦地のひとつです。そのために多くの地雷が埋設された場所でもありました。オッチョンボック村では、テラ・ルネッサンスが2008年10月から活動を始めました。テラ・ルネッサンスが提携する地雷撤去団体MAGによって地雷撤去が実施され、2008年〜2009年の間でも100個以上の地雷が撤去されました。
テラ・ルネッサンスでは、この村で貧困層の収入向上支援や学校へ通っていない子どもたちへの制服、文房具の提供などを実施してきました。2009年までは、2教室の校舎が2つほどありましたが、1つは地雷撤去団体のHalo Trustによって建てられたもので、もう1つは、住民たちによって建てられた掘立小屋でした。2009年末から2010年始めにかけて、日本の別のNGOによって5教室の校舎が、新しく建てられました。しかし、この校舎には生徒用の机や教員用の机、椅子は提供されず、村人たちは自分たちで用意されるよう頼まれました。村人たちのほとんどは貧困層に属するこの村で、勉強机を用意することは難しい状況であり、今回机椅子のセットを提供することにしました。

図

(※1)クメール・ルージュの正式名称は、カンボジア共産党。もともと「クメール・ルージュ」(フランス語で、赤色クメール)という言葉は、ロン・ノル政権前のシアヌーク時代のサンクム体制に反抗する武闘左翼勢力に対する総称として、シアヌークがつけた。その後、時代情勢の変化や粛清の結果、カンボジアの左翼勢力は事実上ポル・ポトのグループと同義語になった。1980年以降は共産党系の名称の類似性から混乱を避けるために指導者の氏名からポル・ポト派とも言われる。

プロジェクトの実施状況

1.小学校への学習机の寄付

2011年、第5回「頑張らない」チャリティ・バドミントン大会の寄付により、小学校の先生や村長さんから要望のあった学習机を3教室に72セット、各3教室へ教卓3セットを提供しました。

【2011年10月 机製作業者による学習机の製作状況】
2011年のカンボジアは、10月以降、雨がよく降り、各地で洪水が発生しました。カムリエン郡は、洪水の被害は比較的?なかったものの、雨により村へアクセスする道が悪くなり、木材を運びこむことができない状況にありました。雨季が終わった12月にようやく小学校へ資材を運び込み、組み立てることができました。

■組み立て

組み立て

■机の搬入

机の搬入1

机の搬入2

以前は教会から借りてきた机と古い校舎で使っていた机を合わせて使っていましたが、教室には十分に机がないところや、1つの教室で一緒に授業をしなければならないために、子どもたちは1つの机に4-5人も座って、ぎゅうぎゅう詰めで勉強していました。3教室に24セットずつの机が新たに搬入され、ようやく子どもたちが落ち着いて勉強できる環境が整いました。

学習机提供後の授業の様子

2012年1月から子どもたちは、新しい机と椅子での勉強を始めています。子どもたちは、十分に座って勉強できるようになり、新しくなった机での授業が始まっています。

授業の様子

第5回頑張らないバドミントン大会にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。