頑張らないバドミントン研究会ではカンボジアの支援を行っています。( 2010年)

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第4回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会の支援結果ご報告

2010年6月に大阪・なみはやドームで行いました第4回「頑張らない」バドミントンチャリティー大会にご参加頂いた皆様の寄付金のおかげで、カンボジアの小学校の学習机を寄付する事ができました。
この度、NPO法人テラ・ルネッサンス様からご報告が届いております。

プロジェクト概要

プロジェクト名 プレア・プット村小学校修理プロジェクト フェーズV
実施地域 カンボジア王国バッタンバン州カムリエン郡バン・ルン区プレア・プット村
実施期間 2010年8月−9月
受益者数 プレア・プット村の小学生225名
プロジェクト目標 1.プレア・プット村の就学適齢児童が十分な初等教育を受けられる環境の整備
2.プレア・プット村の最貧困層の収入向上と貧困削減
プロジェクト内容 プレア・プット村の小学校の4教室に126セットの学習机(椅子とのセット)を提供する

1.プロジェクトの背景

カンボジア北西部バッタンバン州は、1990年代後半まで戦闘の続いた地域であり、地雷も多く埋設されたことから、カンボジアのなかでも発展の遅れている地域です。タイ国境が目の前のカムリエン郡は、クメール・ルージュ(※1)の支配地域だった場所で、プレア・プット村では激しい戦闘が行われた激戦地のひとつです。そのために多くの地雷が埋設された場所でもありました。この村では、1990年代後半からカンボジア政府の地雷撤去機関であるCMAC(カンボジア地雷撤去センター)やイギリスの地雷撤去団体Halo Trustが、この村の地雷撤去を実施してきました。しかし、2000年代に入ってからも、この村での地雷事故が絶えず、2008年から本会の提携する地雷撤去団体MAGが、この村での地雷撤去を行い、20ヘクタールの地雷原を、2009年10月までに撤去しています。また2010年になってからもMAGによって、残っていた村の地雷原が撤去されています。MAGは、第1回、第2回の『頑張らない』チャリティ・バドミントン大会での寄付金を地雷撤去のために渡している団体です。
現在、小学校の校舎として使用している建物は、内戦時代の1990年に野戦病院として建てられた建物ですが、損傷が激しく、屋根には穴が開いており、壁の一部が崩壊し、窓やドアなども壊れ、教室には十分な机や椅子がありませんでした。第3回の『頑張らない』チャリティ・バドミントン大会でのご寄付は屋根と壁の修理に使用いたしました。今回の第4回大会のご寄付は、先生からの強い要請もあり、各教室に足りない学習机(椅子のセット)を提供することにしました。

図

(※1)クメール・ルージュの正式名称は、カンボジア共産党。もともと「クメール・ルージュ」(フランス語で、赤色クメール)という言葉は、ロン・ノル政権前のシアヌーク時代のサンクム体制に反抗する武闘左翼勢力に対する総称として、シアヌークがつけた。その後、時代情勢の変化や粛清の結果、カンボジアの左翼勢力は事実上ポル・ポトのグループと同義語になった。1980年以降は共産党系の名称の類似性から混乱を避けるために指導者の氏名からポル・ポト派とも言われる。

プロジェクトの実施状況

1.小学校への学習机の寄付

2009年に第3回「頑張らない」チャリティ・バドミントン大会での寄付によって、プレア・プット村小学校の破損していた屋根を新しいものに張り替え、崩壊していた壁の一部を修理しました。2010年、第4回「頑張らない」チャリティ・バドミントン大会の寄付では、小学校の先生から要望のあり、足りていなかった各教室へ、学習机を126セット提供しました。

木材の搬入1

カンボジアの小学校で一般的に使用されている机と椅子はセットになっており、2〜3名が座る長机です。

木材の搬入2

完成した机にDonated by Ganbaranai Badminton Japanと記名

机の搬入

以前からあった机と椅子は、すでに多くが破損し、もともと数も少なかったこともあり、教室には机がないところや、子どもたちの人数からすると数が圧倒的に足りていませんでした。机が搬入され、ようやく授業を実施する教育環境が整いました。

学習机提供後の授業の様子

10月から長期の休みから戻ってきた子どもたちは、新しい机と椅子での勉強を始めています。子どもたちは、十分に座って勉強できるようになり、新しくなった机での授業は、とても楽しそうです。

授業の様子

新しい机が提供された小学校を見に来たある村人は、こう話してくれました。

「以前の校舎は、屋根は雨漏りし、壁も嵐が来て強い風が吹けば倒れそうな状況だったので、自分の子どもを小学校に行かせたくありませんでした。でも今は屋根も壁も修理され、十分な机もあるので、子どもを安心して学校へ通わせることができるようになりました。」

学習する環境がカンボジアの貧困地域の人を創ります。

第4回頑張らないバドミントン大会にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。